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看護学生のインターンシップ・病院見学ガイド|マナーと質問例

田中美紀(看護師6年目・採用担当経験あり)

田中美紀(看護師6年目・採用担当経験あり)

インターンシップ・病院見学の重要性

病院選びで最も大切なのは実際に見て感じることです。ホームページや説明会だけでは分からない、病棟の雰囲気やスタッフの様子を肌で感じられるのがインターンシップ・病院見学です。

インターンシップと病院見学の違い

インターンシップ

  • 1日〜数日間
  • 実際に病棟で看護体験
  • ナース服を着用することも
  • より深く病院を知れる

病院見学

  • 数時間程度
  • 病院内を案内してもらう
  • スーツで参加
  • 短時間で複数病院を比較できる

参加時期とスケジュール

一般的なスケジュール

時期やること
3年生 春情報収集、インターンシップ申し込み開始
3年生 夏インターンシップ参加(本番)
3年生 秋〜冬病院見学、説明会参加
4年生 春採用試験に向けて最終見学

早めの参加がおすすめ

  • 人気病院は定員がすぐ埋まる
  • 複数の病院を比較できる
  • じっくり検討する時間が取れる
  • 面接で「見学した」と言える

申し込み方法

申し込み手順

  1. 病院のホームページで日程を確認
  2. 申し込みフォームまたは電話で予約
  3. 確認メールが届いたら内容をチェック
  4. 持ち物・服装を準備

申し込み時の注意点

  • 締め切りに注意(早めに申し込む)
  • 複数日程がある場合は都合の良い日を選ぶ
  • キャンセルする場合は早めに連絡

服装・身だしなみ

病院見学の服装

  • スーツ:黒、紺、グレー
  • シャツ:白のブラウス
  • :黒のパンプス(ヒールは低め)
  • :A4が入るビジネスバッグ

インターンシップの服装

  • 病院の指示に従う
  • ナース服貸し出しの場合はインナーを準備
  • 動きやすい靴(ナースシューズなど)

身だしなみのポイント

  • 髪はまとめる(顔が見えるように)
  • ナチュラルメイク
  • 爪は短く、ネイルは控える
  • アクセサリーは最小限
  • 香水は避ける

持ち物チェックリスト

必須の持ち物

  • 筆記用具
  • メモ帳
  • 学生証
  • 病院から指定された書類
  • ハンカチ・ティッシュ

あると便利なもの

  • 病院のパンフレット
  • 質問リスト
  • 折りたたみ傘
  • 軽食・飲み物(長時間の場合)
  • 予備のストッキング

当日の流れ

病院見学の一般的な流れ

  1. 受付(10分前には到着)
  2. 病院概要の説明
  3. 院内見学(病棟、ナースステーションなど)
  4. 質疑応答
  5. 解散

インターンシップの一般的な流れ

  1. 受付・オリエンテーション
  2. 更衣(ナース服に着替え)
  3. 病棟での看護体験
  4. 昼食(先輩看護師との座談会も)
  5. 振り返り・質疑応答
  6. 解散

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見るべきポイント

病棟の雰囲気

  • スタッフの表情:疲れていないか、笑顔があるか
  • コミュニケーション:スタッフ同士の声かけ
  • 患者さんへの対応:丁寧か、笑顔があるか
  • 整理整頓:物品が整理されているか

教育体制

  • 新人看護師の様子
  • 研修の案内・掲示物
  • 先輩と新人の関わり方

働く環境

  • 休憩室の雰囲気
  • ロッカールーム
  • 設備の充実度

質問例

教育について

  • 「新人教育はどのように行われますか?」
  • 「プリセプター制度について詳しく教えてください」
  • 「研修はどのくらいの頻度でありますか?」
  • 「新人の離職率はどのくらいですか?」

配属について

  • 「配属はどのように決まりますか?」
  • 「希望はどの程度考慮されますか?」
  • 「異動の頻度はどのくらいですか?」

働き方について

  • 「残業は月どのくらいありますか?」
  • 「夜勤は月何回くらいですか?」
  • 「有給は取りやすいですか?」

キャリアについて

  • 「認定看護師を目指す方はいますか?」
  • 「先輩方はどのようにキャリアアップされていますか?」

避けるべき質問

  • 給与の細かい内訳(調べれば分かる)
  • 休みの取りやすさばかり聞く
  • ネガティブな質問(離職率が高い理由など)

当日のマナー

基本的なマナー

  • 時間厳守(10分前には到着)
  • 明るく元気に挨拶
  • メモを取る姿勢を見せる
  • スマホはマナーモードに
  • 私語は控える

見学中のマナー

  • 患者さんへの配慮(大声で話さない)
  • 写真撮影は許可を得てから
  • 触らない場所には触らない
  • 案内者の後をついて行く

質疑応答のマナー

  • 積極的に質問する
  • 他の参加者の質問も聞く
  • お礼を忘れずに

お礼状の書き方

お礼状を送るべき理由

  • 好印象を残せる
  • 名前を覚えてもらえる
  • 社会人としてのマナー

送り方

  • メール:見学後1〜2日以内
  • 手紙:見学後1週間以内

お礼状の例文(メール)

件名:病院見学のお礼(○○大学 ○○)

○○病院 看護部 ご担当者様

お世話になっております。
本日、病院見学に参加させていただきました○○大学看護学部の○○と申します。

お忙しい中、丁寧にご案内いただき、誠にありがとうございました。
実際に病棟を見学させていただき、スタッフの皆様の温かい雰囲気と、
患者さんへの丁寧な対応を拝見し、貴院で働きたいという思いが強くなりました。

特に、新人教育に力を入れていらっしゃることが印象的でした。
貴院で看護師として成長していきたいと考えております。

改めて、本日はお時間をいただきありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

○○大学看護学部 ○○
メール:xxx@xxx.ac.jp
電話:090-xxxx-xxxx

よくある失敗と対策

失敗1:遅刻

対策:前日にルートを確認、余裕を持って出発

失敗2:質問できなかった

対策:事前に質問リストを作成

失敗3:印象に残らなかった

対策:積極的に質問、メモを取る姿勢

失敗4:複数病院の違いが分からなくなった

対策:見学後すぐにメモを整理、比較表を作成

先輩の体験談

「インターンシップで実際に病棟に入れたのが良かったです。説明会では分からない、スタッフの関係性や忙しさが肌で感じられました。」

— 看護師2年目 Aさん

「見学中にメモを取っていたら、採用担当の方に『熱心ですね』と声をかけていただきました。小さな姿勢が見られているんだと思いました。」

— 看護師3年目 Bさん

まとめ

インターンシップ・病院見学のポイント:

  1. 早めに申し込む:人気病院は定員がすぐ埋まる
  2. 服装・マナーを守る:第一印象は大切
  3. 積極的に質問する:事前に準備
  4. 雰囲気を感じる:スタッフの表情、関係性
  5. メモを取る:後で比較できるように
  6. お礼状を送る:好印象を残す

実際に見学することで、ホームページでは分からない病院の本当の姿が見えてきます。積極的に参加して、自分に合った病院を見つけてください。

病院選びのポイントは病院選びで後悔しない7つのポイントも参考にしてください。

よくある質問

Qインターンシップはいつから参加できますか?

多くの病院では3年生の夏休みから参加できます。早い病院では3年生の春から受け入れているところもあります。興味のある病院は早めにホームページをチェックしましょう。

Q服装はスーツですか?

病院見学はスーツが基本です。インターンシップで実際に病棟に入る場合は、ナース服を貸し出してくれることが多いです。指定があれば従いましょう。

Q何を質問すればいいですか?

教育体制、配属について、病棟の雰囲気、残業の実態など、働く上で気になることを質問しましょう。給与の質問は控えめにし、入職後のイメージができる質問を心がけてください。

Qお礼状は必要ですか?

必須ではありませんが、送ると好印象です。見学後1週間以内にメールか手紙で送りましょう。形式的な内容より、具体的に学んだことや感想を書くと効果的です。

田中美紀(看護師6年目・採用担当経験あり)

田中美紀(看護師6年目・採用担当経験あり)

執筆者

中規模病院で採用担当を3年経験。インターンシップの企画運営も行っています。

看護師免許採用担当3年インターンシップ企画運営

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