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看護師国試の一般問題対策|130問を効率よく攻略する方法

山田洋介(看護師8年目・国試対策講師)

山田洋介(看護師8年目・国試対策講師)

一般問題の概要

一般問題は看護師国家試験の中核となる問題です:

  • 問題数:130問(午前65問+午後65問)
  • 配点:1問1点(130点満点)
  • 出題形式:4択または5択
  • 難易度:必修より難しい、専門的な知識を問う

出題分野と配分

主な出題分野

分野出題数目安
基礎看護学15〜20問
成人看護学25〜30問
老年看護学15〜20問
小児看護学10〜15問
母性看護学10〜15問
精神看護学10〜15問
在宅看護論10〜15問
看護の統合と実践10〜15問
人体の構造と機能10〜15問
疾病の成り立ちと回復の促進10〜15問
健康支援と社会保障制度5〜10問

分野別の対策ポイント

基礎看護学

よく出るテーマ

  • 看護過程(アセスメント、看護計画)
  • 基本的な看護技術
  • 感染予防、医療安全
  • コミュニケーション技術
  • フィジカルアセスメント

対策:実習で学んだことを振り返る。技術の根拠を理解する。

成人看護学

よく出るテーマ

  • 主要な疾患の病態と看護
  • 周術期看護
  • 化学療法、放射線療法
  • 慢性疾患の自己管理支援
  • 終末期看護

対策:疾患の病態生理を理解し、なぜその看護が必要か考える。

老年看護学

よく出るテーマ

  • 加齢に伴う変化
  • 認知症のケア
  • 転倒・骨折予防
  • ADL評価
  • 高齢者の権利擁護

対策:高齢者の特徴を理解し、個別性を考慮したケアを考える。

小児看護学

よく出るテーマ

  • 発達段階と特徴
  • 予防接種
  • 小児特有の疾患
  • プレパレーション
  • 家族支援

対策:発達段階ごとの特徴を覚える。成人との違いを意識する。

母性看護学

よく出るテーマ

  • 妊娠・分娩・産褥の経過
  • ハイリスク妊娠
  • 新生児のケア
  • 母乳育児支援
  • 産後うつ

対策:正常経過を理解してから異常を学ぶ。

精神看護学

よく出るテーマ

  • 主な精神疾患の特徴と治療
  • 治療的コミュニケーション
  • 精神保健福祉法
  • 安全管理
  • 地域精神保健

対策:疾患の特徴と看護のポイントを関連付けて覚える。

在宅看護論

よく出るテーマ

  • 訪問看護の役割
  • 介護保険制度
  • 在宅での医療処置
  • 家族支援
  • 多職種連携

対策:制度の理解と、在宅特有のケアを学ぶ。

看護の統合と実践

よく出るテーマ

  • 医療安全
  • 災害看護
  • 国際看護
  • 看護管理
  • チーム医療

対策:近年重視されている分野。時事問題もチェック。

効率的な勉強法

1. 過去問を繰り返す

  • 5〜10年分を解く
  • 間違えた問題を重点的に復習
  • なぜその答えになるか理解する

2. 分野別に攻める

  • 得意分野は維持、苦手分野を強化
  • 出題数の多い分野を優先
  • 関連する分野をまとめて学習

3. 疾患の理解を深める

  • 病態生理→症状→治療→看護の流れで
  • なぜその看護が必要か考える
  • 関連する検査データも覚える

4. 模試を活用する

  • 定期的に模試を受ける
  • 結果を分析して弱点を把握
  • 本番のペースをつかむ

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時間配分

午前・午後それぞれ

  • 試験時間:2時間40分(160分)
  • 問題数:65問(一般問題のみ)
  • 1問あたり:約2〜2.5分

時間配分のコツ

  • 分からない問題は飛ばす
  • マークミスに注意
  • 最後に見直しの時間を確保

よく出るテーマ一覧

疾患系

  • 糖尿病、高血圧、心不全
  • 脳血管疾患(脳梗塞、脳出血)
  • 呼吸器疾患(COPD、肺炎)
  • がん(各部位)
  • 腎不全、透析

看護技術系

  • バイタルサイン測定
  • 感染予防策
  • 与薬(注射、点滴)
  • 清潔ケア
  • 体位変換

制度・法律系

  • 介護保険制度
  • 医療保険制度
  • 保健師助産師看護師法
  • 医療法
  • 個人情報保護

よくある失敗と対策

失敗1:苦手分野を放置

対策:苦手分野こそ早めに対策。基礎から学び直す。

失敗2:暗記だけに頼る

対策:理解してから覚える。なぜを考える。

失敗3:過去問の答えだけ覚える

対策:解説をしっかり読む。関連知識も学ぶ。

失敗4:時間配分ができない

対策:模試で練習。難しい問題は飛ばす。

直前期の対策

やるべきこと

  • 間違いノートの見直し
  • 頻出テーマの確認
  • 過去問の解き直し
  • 弱点分野の最終確認

やらないこと

  • 新しい参考書を始める
  • 細かすぎる知識の詰め込み
  • 徹夜での勉強

まとめ

一般問題対策のポイント:

  1. 過去問を繰り返す:5〜10年分
  2. 分野別に対策:苦手を放置しない
  3. 理解を重視:なぜを考える
  4. 出題数の多い分野を優先:成人、基礎
  5. 模試で実践練習:時間配分を意識

一般問題は範囲が広いですが、出題パターンは決まっています。過去問を繰り返し解いて、確実に得点できるようになりましょう。

必修問題対策は必修問題対策、状況設定問題は状況設定問題の解き方を参照してください。

よくある質問

Q一般問題は何問出題されますか?

一般問題は130問出題されます。午前65問、午後65問に分かれています。1問1点で、状況設定問題60問と合わせて合計190点満点(一般+状況設定)となります。

Q一般問題と必修問題の違いは何ですか?

必修問題は基本的な知識を問う問題で80%以上が必須。一般問題はより詳しい専門知識を問う問題です。必修問題は落とすと不合格ですが、一般問題は状況設定問題と合わせて一定の得点率を取れば合格できます。

Q一般問題で何点取ればいいですか?

一般問題と状況設定問題を合わせて、毎年変動する合格基準点(例年60〜65%程度)を超える必要があります。一般問題だけでなく、状況設定問題もバランスよく得点することが大切です。

Qどの分野を重点的に勉強すべきですか?

出題数が多い成人看護学、基礎看護学を重点的に。また、老年看護学も高齢化に伴い出題が増えています。苦手分野を放置せず、全体的にバランスよく勉強しましょう。

山田洋介(看護師8年目・国試対策講師)

山田洋介(看護師8年目・国試対策講師)

執筆者

看護学生の学習をサポートするため、実体験に基づいた情報を発信しています。

看護師免許

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