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【実習失敗談】泣いた・怒られた・乗り越えた話

山田花子(3年目ナース)

山田花子(3年目ナース)

更新: 1年前

実習、つらいよね

実習中のあなたへ。

「もう無理」「向いてない」「逃げ出したい」

そう思っていませんか?

私も思っていました。何度も。

この記事では、私と友人たちの実習の失敗談を正直に書きます。「自分だけじゃない」と思ってもらえたら嬉しい。

失敗談①:患者さんの前で頭が真っ白になった

何が起きたか

初めての受け持ち患者さん。バイタル測定中に話しかけられて、頭が真っ白になった。血圧を測り終わったのに、数値を忘れた。

「えっと...すみません、もう一度測らせてください」
患者さんは笑ってくれたけど、自分が情けなくて、病室を出た瞬間に涙が出た。

今思うこと

緊張するのは当たり前。最初から完璧にできる人なんていない。患者さんは学生が緊張しているのをわかっていて、むしろ応援してくれていた。

失敗談②:指導者に「勉強してきた?」と言われた

何が起きたか

受け持ち患者さんの疾患について質問された。答えられなかった。

「〇〇さんの疾患、何か知ってる?」
「...すみません、わかりません」
「勉強してきた?受け持つ前に調べてくるのが当たり前でしょ」

その日の実習は、ずっと泣きそうだった

今思うこと

指導者の言い方がキツく感じても、言っていることは正しい。患者さんの命を預かる仕事だから、厳しくて当然。怒られた内容は、二度と忘れない。それが学びになった。指導者との関係に悩む方は指導者との付き合い方も読んでみてください。

失敗談③:記録が終わらず朝4時まで

何が起きたか

実習記録が終わらない。毎日、寝るのは午前3時か4時。睡眠時間は2〜3時間。

「何を書けばいいかわからない」
「書いても『これじゃダメ』と言われる」
「書き直しの繰り返しで、永遠に終わらない」

実習中はずっと眠くて、患者さんと話していても頭が回らなかった。

今思うこと

完璧を目指しすぎていた。「70点でいい」と割り切ることも大事。記録のために患者さんとの時間が犠牲になるのは本末転倒。記録の書き方については実習記録の通る書き方にまとめています。

失敗談④:「向いてない」と言われた

何が起きたか

実習の中間評価で、指導者から言われた言葉。

「あなた、看護師に向いてないんじゃない?」

その夜、布団の中で声を殺して泣いた。「やめよう」と本気で思った。

今思うこと

その言葉は、ずっと心に残っている。でも今、私は看護師として働いている。「向いてない」と言われても、続けることはできる

「向いているか」は他人が決めることじゃない。自分が「なりたい」と思うかどうか。

実習と勉強の両立、大変だよね

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失敗談⑤:患者さんに拒否された

何が起きたか

足浴をしようとしたら、患者さんに断られた。

「学生さんは遠慮しとくわ。看護師さん呼んで。」

「自分は信用されていない」と思って、ショックだった。

今思うこと

患者さんにも事情がある。その日は体調が悪かったのかもしれないし、学生に見られたくなかったのかもしれない。自分のせいだと思いすぎないことも大事。

実習を乗り越えるコツ

失敗ばかりの実習だったけど、なんとか乗り越えた。コツを共有します。

1. 完璧を目指さない

「70点でいい」と割り切る。100点を目指すと潰れる。

2. 泣いていい

つらいときは泣く。我慢し続けると壊れる。家で、友達の前で、思い切り泣いていい。

3. 同期と話す

「つらい」と言える相手がいるだけで楽になる。みんな同じことで悩んでいる。

4. 実習は期間限定

永遠に続くわけじゃない。終わりは必ず来る。カレンダーに「あと◯日」と書いて、カウントダウンしていた。

5. 患者さんの「ありがとう」を覚えておく

たまに言ってもらえる「ありがとう」。その言葉を心に留めておく。それだけで頑張れる。モチベーション維持の方法はモチベーション維持法も参考にしてください。

今、実習中のあなたへ

つらいのは、あなただけじゃない。

私も泣いた。逃げ出したかった。「向いてない」と言われた。

でも、乗り越えた先に、看護師としての自分がいる

今はつらくても、いつか「あのとき頑張ってよかった」と思える日が来る。

大丈夫。あなたなら乗り越えられる。

実習前の準備で不安を減らすには持ち物チェックリストを活用してください。不安やストレスの対処法については不安解消法もおすすめです。

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参考文献

  • 川島みどり『看護を語ることの意味』看護の科学社、2007年
  • 日本看護協会『看護にかかわる主要な用語の解説』2007年
  • 石井京子 他『看護学生のメンタルヘルスに関する研究』日本看護学教育学会誌、2019年

よくある質問

Q実習がつらすぎて辞めたいです

つらいと感じるのは自然なことです。まずは信頼できる人(友人、家族、教員)に話を聞いてもらいましょう。実習は期間限定です。「あと◯日」と区切って、一日ずつ乗り越えていくことが大切です。

Q指導者が怖くて質問できません

多くの学生が同じ悩みを持っています。タイミングを見て「今お時間よろしいですか」と一言添えてから質問すると、比較的話しやすくなります。また、質問内容をメモしておくと、緊張しても忘れずに聞けます。

Q失敗した後、立ち直れません

失敗した直後は落ち込んで当然です。まずは自分を責めすぎないこと。失敗の内容をメモして、「次はどうするか」を考えましょう。同期や先輩に話を聞いてもらうのも効果的です。みんな失敗を経験しています。

Q「向いてない」と言われたらどうすればいい?

その言葉は辛いですが、看護師に向いているかどうかは、一時点の評価で決まるものではありません。「なりたい」という気持ちがあるなら、続ける価値はあります。信頼できる教員に相談し、具体的に何を改善すればいいか確認しましょう。

山田花子(3年目ナース)

山田花子(3年目ナース)

執筆者

実習指導も担当する3年目看護師。学生時代の苦労を忘れず、実践的なアドバイスを心がけています。

看護師免許実習指導担当内科病棟勤務3年目

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