解剖生理学が苦手な人の特徴
「解剖生理学、全然頭に入らない…」
そう感じている看護学生は多いはずです。実際、解剖生理学は看護学生が最も苦手とする科目の1つです。
でも、解剖生理学を避けて通ることはできません。なぜなら、すべての看護の基礎だからです。
効率的な勉強法を知りたい方は、看護師国試の効率的な勉強法も参考にしてください。
なぜ解剖生理学は難しいのか
理由1:暗記量が膨大
骨の名前、筋肉の名前、血管の走行、臓器の位置…覚えることが多すぎる。
理由2:イメージしにくい
体の中で何が起きているか、目で見ることができないので理解しにくい。
理由3:つながりが見えない
個別の知識は覚えられても、「だから何?」「臨床とどう関係するの?」がわからない。
解剖生理学を克服する7つの覚え方
覚え方1:「なぜ?」から始める
いきなり暗記から入るのではなく、「なぜそうなっているのか」を考えてください。
例:心臓の構造
- 「右心房、右心室、左心房、左心室がある」(暗記)
- 「全身から戻ってきた血液を肺に送り、肺から戻ってきた血液を全身に送る。だから4つの部屋が必要」(理解)
覚え方2:図を描く
解剖生理学は自分で図を描くことで記憶に残ります。
教科書の図を見て覚えるのではなく、白紙に自分で描いてみてください。描けない部分が「理解できていない部分」です。
覚え方3:語呂合わせを活用する
どうしても覚えられない項目は、語呂合わせに頼りましょう。
定番の語呂合わせ:
- 脳神経12対:「嗅いで視る動く車の三の外、顔聞く舌は迷う副舌」
- 手根骨8つ:「父さん月収、大小有頭有鈎、豆状」
- 心臓の弁:「僧帽弁は左、三尖弁は右」→「ソウサ(左)に(2)、サン(3)ウ(右)」
覚え方4:臨床と結びつける
解剖生理学は、臨床で使う知識と結びつけると記憶に残ります。
例:
- 「大動脈は左心室から出る」→「だから左心不全では肺に血液がたまる(肺うっ血)」
- 「腎臓は尿を作る」→「だから腎不全では尿毒症になる」
臨床との関連を深めるには、実習記録の書き方も参考になります。
覚え方5:繰り返しのサイクルを作る
エビングハウスの忘却曲線によると、人間は24時間で70%を忘れます。
効果的な復習サイクル:
- 学習した日の夜に復習
- 翌日に復習
- 1週間後に復習
- 1ヶ月後に復習
覚え方6:系統ごとに攻略する
解剖生理学は系統別に学習しましょう。一度に全部やろうとすると混乱します。
おすすめの順番:
- 循環器系(心臓、血管)
- 呼吸器系(肺、気道)
- 消化器系(胃、腸、肝臓)
- 腎・泌尿器系
- 神経系
- 内分泌系
覚え方7:人に教える
最強の勉強法は「人に教えること」です。
友達に説明してみる、SNSで発信してみる、ノートに「授業をするつもり」で書いてみる。
説明できない部分が「理解できていない部分」です。自分に合った学習スタイルを見つけるには、タイプ別勉強法も参考にしてください。