精神看護学の特徴
精神看護学は毎年15〜18問出題。疾患の特徴だけでなく、「どう関わるか」というコミュニケーション技法も問われます。
国試対策の全体像については、看護師国試の効率的な勉強法も参考にしてください。
主要疾患と特徴
統合失調症
最頻出。陽性症状と陰性症状の違いを理解。
- 陽性症状:妄想、幻覚(幻聴が多い)、思考障害
- 陰性症状:感情鈍麻、意欲低下、自閉
- 治療:抗精神病薬(リスペリドンなど)
- 副作用:錐体外路症状、悪性症候群
薬物療法の基礎については薬理学の覚え方で詳しく解説しています。
うつ病
- 抑うつ気分、興味・喜びの喪失、不眠または過眠
- 朝方に症状が強い(日内変動)
- 自殺リスク:回復期に注意(エネルギーが戻る時期)
- 治療:抗うつ薬(SSRI)、認知行動療法
双極性障害(躁うつ病)
- 躁状態:多弁、誇大妄想、睡眠欲求減少、浪費
- うつ状態:うつ病と同様
- 治療:気分安定薬(リチウム)
- リチウム中毒:振戦、下痢、嘔吐→血中濃度測定
認知症
- 老年看護とも重複。アルツハイマー型が最多
- 中核症状と周辺症状(BPSD)の違い
- ケア:否定しない、ペースを合わせる、環境調整
認知症の詳しい対策については老年看護学の攻略法も確認しましょう。
摂食障害
- 神経性やせ症:ボディイメージの障害、低体重
- 神経性過食症:過食→代償行動(嘔吐など)
- 治療:身体管理+心理的支援